当院の感染症対策について

産後に生理不順が続く原因は?

2016-12-04

皆さん、こんにちは
三国ヶ丘鍼灸整骨院の西本です。

今回は産後に生理不順が続く、
原因は・・・
生理周期はいつまで
不規則なのかについて話します。

産後の生理不順は、ホルモンやストレス、
栄養不足などさまざまな
要因によって起こります。


①授乳による影響

授乳時に、赤ちゃんが乳頭を刺激すると、
母乳を作るホルモン「プロラクチン」

分泌が促されます。

このプロラクチンは、
排卵を抑制
する作用も持っているので、
母乳育児中は無排卵月経になります。

断乳後一ヶ月くらいで体内のプロラクチン値が
正常に戻る
ので、断乳から1から3ヶ月以内は
生理周期が不規則です。

②ストレス

 

悩む女性

自分でも知らない間に
ストレスが溜まってしまうと、
視床下部や脳下垂体が
影響
を受けてしまいます。

生理が起こるために必要な
エストロゲンやプロゲステロンが
正常に分泌されなく
なってしまいます。

③血行不良

産後は、運動不足や授乳による貧血によって、
血行不良になりやすい状態です。
血行不良になると、体温が下がり、
生理不順を引き起こします。

④子宮の回復が不完全

妊娠で大きくなった子宮は、
産後に4から6週間の期間をかけて、
徐々に元の大きさまで収縮していきます。

子宮は徐々に時間をかけて回復していくので、
生理もまだ規則的な間隔に戻っておらず、
生理不順が起こります。

⑤過度なダイエット

一日一食のみしか食べない、
特定の食べ物しか口にしないと
いった過度なダイエットは、
栄養不足に陥ってしまいます。

生命を維持するために十分な栄養が身体にないと、
生殖機能にまで栄養が回らず、
生理不順や無月経を引き起こしてしまいます。

それでは産後の生理不順には、
どう対処したらいいかを話します。

①健康的な食生活を心がける

子宮の回復や血行促進のために、
栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。
鉄分が多い牛肉、レバー、小松菜や、
女性ホルモンの分泌を促す大豆製品を取りましょう。

②こまめに睡眠をとる

睡眠によって脳を休息させることができれば、
ホルモンバランスが整い、
徐々に生理周期が規則的になっていきます。

③適度に運動する

 

運動

産後の1ヶ月健診のときに、
医師に相談し許可が出れば、
運動することが出来ます。

それまでは産後の身体の回復を
目的にした「産褥体操」で血行を促進しましょう。

産後に無理なく始められる運動としては、
骨盤回りを鍛えられるヨガや
ウォーキングがおすすめです。

④ストレスを発散する

気分がリフレッシュすることで、
赤ちゃんや家族に余裕を持って
接することができます。

気持ちも安定するため、
生理周期にもいい影響が出ますよ。

産後の生理不順は、もしかして妊娠のサイン?
産後の最初の排卵で妊娠していたら、
生理がこない可能性があります。

強い眠気や吐き気、下腹部痛といった妊娠初期の
症状があり、生理がこない場合は、妊娠検査薬を
試してみましょう。

最後に産後に生理不順になっても心配しすぎないで
心身ともに健康的な生活を心がけてください。

 

また、こちらの記事でも
産後の生理不順について解説していますので

ぜひお読みください!

 

産後の生理不順
セルフチェックで原因を解明!

 

office_hours

お電話、メールでのご予約、ご相談はこちら ↓

メールでのご予約:メールフォームへ

ご予約・お問い合わせ電話:072-252-5155

 
今すぐタップ! お問い合わせ・ご予約072-252-5155 休診日:日曜日・祝祭日