鍼灸の国家試験について堺市の整骨院スタッフが教えます!
2017-03-17
皆さん、こんにちは 三国ヶ丘鍼灸整骨院のスタッフ西本です。 少しずつ温かくなってきましたが、 まだまだ寒さは残っていますね。 今回は鍼灸の国家試験に ついて書いていきますね。 まず鍼灸の国家試験を受けるためには3年以上、 文部科学大臣の認定した学校、厚生労働大臣の 認定した養成施設又は都道府県知事の認定した養成施設において、 はり師となるのに必要な知識及び技能を修得したものであります。 簡単にまとめさせていただくと専門学校を3年卒業見込みであるか、 大学を4年卒業見込みであるかです。 そもそも免許は実は鍼灸師はなくて、 鍼師、きゅう師で分かれています。 なので片方だけ合格したりして、 鍼師だけや、きゅう師だけの人もいます。 そして国家試験の内容は医療概論(医学史を除く。)、 衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、 病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、 リハビリテーション医学、東洋医学概論、 経絡経穴概論、はり理論及び東洋医学臨床論の共通問題140問です。 鍼理論ときゅう理論の各10問ずつの合計160問です。 合格の基準は鍼、きゅうそれぞれ 150問中90問正解すれば合格になります。 ちなみに鍼師、きゅう師の合格率は 毎年だいたい70%台であります。 難易度は国家試験の中では比較的に易しい方です、 しっかりと真面目に勉強していけば受かります。 しかし合格して終わりではなく、 そこからがスタートになります。 仕事内容は身体に鍼(はり)や灸(きゅう)を 用いた刺激を与えることで、さまざまな疾病の治療や 健康増進を促すことのできることです。 とてもやりがいのあるお仕事ですので興味のある方は見てください。 それでは今回はこれくらいにさせていただきますね。
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