当院の感染症対策について

熱中症にご注意を!

2014-08-07
 

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これから暑くなりますと熱中症が多くなる時期が来ます。

以前はこの時期に多く見られる熱症状を

熱射病や日射病と言っていましたが、

最近になって熱中症と呼ぶようになりましたが、

皆様この違いに気づいておりましたでしょうか?

「日射病」 「熱射病」の違いは

炎天下あるいは、高温、多湿下の屋内外での運動

又は作業中などに起こり体温の上昇を伴わない「①日射病

体温の上昇を伴う「②熱射病」に分類されていて、

実はどちらも同じ熱中症だったので、

最近は熱中症とまとめて呼ばれるようになっています。

①日射病

原 因

暑い日に屋外で長時間運動したときなどに見られます。

脳の体温中枢(体温を平熱に保つところ)は、

皮膚の血管を開いて体温を下げようとしますが、

汗で水分が減っていることなどにより、

血流量が足りなくなって起こると言われています。

症 状

   ① 体温は、正常または低下
   ② 頭痛、めまい
   ③ 皮膚は、蒼白、冷汗
   ④ 筋肉のけいれんはなし
   ⑤ 血圧は、時間経過により低下(脳貧血状態)
   ⑥ 脈は、微弱で速い(頻脈)
        などが見られ、ひどい場合は意識を失うこともあります。

②熱射病

原 因

 炎天下でなくても、非常に暑い所で働いたり、

スポーツをしているときに起こります。

駐車中の車に放置されて起こる子供の死亡事故

なども、代表的なものです。

症 状

   ① 非常に高い体温(40℃以上になることが多い)
   ② 皮膚は、赤く、熱く乾燥(発汗ができない)
   ③ 頭痛、けいれん、意識状態の悪化
   ④ 血圧低下、脈が速く強い、呼吸が速い
   ⑤ 喉の渇き、吐き気、おう吐
     などの症状が見られます。

<応急手当>

・      日陰へ連れて行き衣服を脱がせて安静にしましょう

・      水で濡らしたタオル、凍ったペットボトルなどを

      首、わきの下、足の付け根(鼡径部)に当て冷やします。

・      意識がしっかりしている場合はスポーツドリンクか

         食塩水(水500mℓに食塩5g)を飲ませましょう。

・      意識状態が悪い時は身体を横向きにして寝かせます

<熱中症の予防>

1. 頭や首に直接日光が当たらないように帽子をかぶりましょう。

2. 直射日光に当たる時間を短くしましょう。

3. 事前に十分に水分をとりましょう。

4. 乳幼児や老人は特に注意しましょう。

5. 内臓機能が低下していると熱中症にかかりやすくなります。

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当院ではや身体のバランスを整えることで内臓機能を向上し、

身体の機能を整える治療を得意としております。

夏のお身体のだるさ等ご心配な事がございましたらぜひご相談ください。

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